2017年11月3日金曜日

Roland/JC-120プッシュスイッチ系・修理

《インプットジャック修理交換》

いちおう入出力するのだが不安定なので調べるとジャック後端が写真右側のように。交換。JALCO製ジャック。


《ポッド交換》
Chorus/VibratoのSpeedポッドが破損していたので交換。ALPUS製ポッド。


《片方のスピーカーから音が出ない》
スピーカー端子を入れ替え、両スピーカーユニットに異常がないことを確認。
音が出るほうの端子をノーコネクトすると、出ない側もうっすら出ていることがわかった。トボケてもいる。

いわゆるハンマーテストを行なう。iPodなどプレイヤーで音源入力しながら非導体(木やプラスチック)の棒で基盤上や筐体をコツコツ叩いていく。
音が出たり出なくなったりする箇所にハンダ落ちや損傷部品がある場合がある。
原始的だが半導体や真空管などを疑う前に行なう。
基盤上をじっくり見つめることにもなり、断線確認も併行して疑う。
別角度から見る/叩くのも効果的。
パワー部のセメント抵抗(写真右側配線の下になっているほう)に異常発見。

もともと線脚を接着剤で固める仕様になっているが、配線が乗っかり圧がかかっていたらしい。ハンダ外し。
基盤裏からは解らなかったが、中脚が折れていた。
左右脚を伸ばす。
再ハンダ

 左右脚の余分を切って完了。

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