という症状。ACインレット内蔵のミゼットヒューズを入れ替え試す。
すると、メイン電源は入るがスタンバイスイッチを入れるとヒューズが落ちる。
ということでシャーシを引き出し基盤の主に電源系を注視する。
ハンダ落ちなどは見当たらない。
スタンバイスイッチと付近の基盤アース部分間に後付けされたセメント抵抗を発見。
とてもあやしい。写真は外した後。
回路図的にはこのようになる。『謎の10KΩ5W』
このセメント抵抗を外し、全ての真空管を抜く。
整流管、パワー管、プリ管、の順序で再挿入するごとに赤枠内の電圧を確認することにする。
すると整流管のみ、スタンバイスイッチオンでヒューズが切れる。
1分程度持つときもあればオンと同時に切れるときもある。
周辺回路部品に変更、ハンダ落ち、改造の跡はない。
1分程度持つときに整流管のイン/アウト側を測定。
アウト側が安定しない、計測できない。
スタンバイオンでもヒューズ落ちず。
パワー管、プリ管を挿入して電圧確認。
音出し、キャビネットに戻して完了。
・謎のセメント抵抗追加改造
・整流管の消耗
が今回の原因であった。
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