2021年3月23日火曜日

地震怖かった 塩釜某漁港 3/20

 日が過ぎましたが、自戒を込めて記録しておきます。

3/20 土曜日 18:09 宮城県で大きめの地震がありましたのは既知のとおり。

自分は基本的に釣りは日中することにしているのですが、この日は翌日曜日が雨予報なため、時間短めでも釣りしたいと思い、16時頃に現場に入りました。

当該漁港の突堤部分は車ごと入れます。

19時くらいから雨予報でしたので、18時半くらい目途に納竿予定して一本ちょい投げ、もう一本でメタルジグ投げの練習といった趣向。

ちょい投げ竿にアタリがたまにあります。シャコかハゼですかね。数日前に同じところで一匹だけハゼが釣れました。しょぼい釣果なのでここに記録しませんでしたが。

日も落ちてジグ投げは終わりにし、青イソメの消化試合的にちょい投げを残していました。

もう終わりにしようかな~とちょい投げ竿を手に取ると前震をユラユラと感じます。

めまい?風?と思った瞬間、魚市場の方からでしょうか、例の警告音が鳴り響きます。

携帯からも鳴るのでちょっとしたパニック感が発生した刹那、大きな揺れ!

警告音で反射的に糸巻き上げていたのですが足がもつれるほどに揺れます。

エサも外さず、車に入る程度に竿を畳んで放り込み、道具箱も乱雑にぶち込みます。大きく揺れる荷台に掴まりながら。

突堤にはもう一方、釣りの人がいましたが、その方はエンジンかけて走り出していました。

自分もそれに続きます。後ろで何かカラカラ音がしました。収まらなかった仕掛け引きずっているのか?立ち止まってる場合ではありません。とにかく陸地に出ないと。

漁港外に出ると車のテレビで数十分後に1mの津波と言っています。呼吸整えて、また車を走らせました。この間、家族や友人から携帯に連絡が続きますが、とりあえず無視。海から離れないと。

付近の国道45号線はあわただしく車が走っています。警察車両も注意アナウンスして巡回。

コンビニに寄って家族や友人に無事連絡を済ませ、帰宅しました。

その日はそれで終わりましたが、翌日はPTSD的にどうにも恐怖感が頭をもたげます。

堤防寸断、段差が出来るなどして車が出せなかったら、徒歩で脱出し津波警報解除まで待ち助けを求めたのだろうか…

突堤のケーソンが崩れたら、海に投げ出されるよなぁ…

津波到着以前に、のっぴきならない状況に追い込まれた場合のことを想像してしまいます。


釣りは釣りとして、少しでもリスク減らすためには、車は堤防外に駐車したり、内側に停めるなら出口に向けるなどひと工夫するべきでした。

日没後や人がいない状況では釣り座の展開の仕方もふくめ、安全面を一歩踏み込んで考えないといけないです。

腰巻き救命胴衣も、テトラやヘチ釣りでもないのでしていませんでした…これでは持っていても意味がありません。

揺れながら道具を車に放り込んだのはギリギリの選択でしたが、これも結果無事だったから良かったとしか言いようがないです。巻き取りに時間を要したり、竿数多ければ見捨てる判断も必要です。


なんだかまとまらない反省になってしまいましたが、とにかく安全に釣りを楽しみたいですね。

とても怖かったですが、自分の思考や行動を点検する機会にしようと思いました。




0 件のコメント:

コメントを投稿

お知らせ

しばらくの間当ブログとyoutubeを並行していましたが、今後は基本的にリンクを紹介しない方針にします。 まつぼっくすTube   https://www.youtube.com/channel/UC_DLs5bQbPTR5q8tjssjjRQ 当ブログではyoutubeで紹介で...